─ バリは初めてでしたよね?
思ったより暑いんですね?ハハ。
ここの人たちはとても余裕があるように見えます。
なので僕も同じように気持ちに余裕を持って時間を使ってます。
─ バリのように熱いところが他にもあります。
まさに<太陽の末裔>が放送しているブラウン管の前でしょう。
たくさんの方が愛してくださって嬉しいです。
正直、プレッシャーも大きかったです。
撮影している6か月の間、台本をほとんど手から離せないほどだったんですよ。
目が覚めたらまず台本を見て、寝る前まで練習してたぐらいですから。
─ どこからくるプレッシャーだったのですか?
ミュージカルをしたこともあったし、コメディーに出演したこともありましたが、ドラマの演技は初めてやるので、他の方に迷惑をかけないだろうかとたくさん心配しました。
もう足を踏み入れた段階で、自分なりに努力しても視聴者の方の期待に応えられないんじゃないかという心配もありました。
─ 準備しながら1番大変だった点があるなら?
‘イ・チフン’と‘オンユ’のギャップを減らすことでした。
僕と違う‘イ・チフン’をどうやって作り出すべきかとても悩みました。
‘イ・チフン’というキャラクターは、感情の起伏が激しいんですよ。
劇中の‘イチフン’の明るい面は僕と似てますけど、よく驚いたり泣いたりもするでしょう。
でも実は僕はそんなに泣くタイプじゃないので、初めは演技をするのがちょっと難しかったです。
─ そんなプレッシャーがあるにもかかわらず、ドラマ<太陽の末裔>を選んだ理由があるとするなら?
うーむ。ヘギョヌナ?ハハ。冗談です。
最初シナリオをもらったときから、‘あぁ、この作品を逃したらだめだな’という考えがまず先に浮かびました。
台本がすらすら読めるということが何か、シナリオを読みながらわかったんです。
さらに、監督さん、作家さん、出演する俳優の方たちだけ見ても、僕がこの作品をやらない理由がなかったんです。
─ 自分で演技を見てどうですか?
主にどんな部分を中心にモニターしましたか?
実は、自分を演技を見るのがまだ恥ずかしくて。
見てるだけで緊張したりもします。
バリに来てからもモニタリングをしましたけど、僕の発音がつぶれているように聞こえて、その部分をもう少し努力しなきゃいけないなと思いました。
僕がモニタリングするとき中心的に見ている部分は、先輩方の演技です。
このシーンはこんな風に表現するんだなぁとか、見ながらそこで学ぶ点が本当に多いです。
─ SHINeeのメンバーたちの反応はどうでしたか?
初放送が終わった日、みんな揃ってヘギョヌナは綺麗かと聞いてきたのを思い出しますね。ハハ。
ドラマの仕事は初めてなのに、緊張せず練習した通りにやれば大丈夫と応援してくれました。
いつもメンバーたちが後ろでしっかり支えてくれるから、とても力になります。
─ 2015年が第一歩を踏み出す新しい始まりの段階で、ターニングポイントになったようですが。
はい。刺激をたくさん受けた1年でした。
今回の作品を準備しながら、歌手デビュー前に練習していた時の自分を見ているようでした。
忘れていたときめき、情熱、欲が、僕をたくさん刺激してくれました。
もちろんSHINeeとして一生懸命活動していますが、ちょっと緩んでいたんじゃないかと思って、今までのことを振り返りました。
最近は歌への欲が高まっていて、1人で練習できる空間をつくろうと計画中です。
─ SHINeeで活動をして8年ですね。
相変わらずチームワークが良いように思います。
僕を含むメンバー全員が‘いつも一緒にするんだ’と考えているようです。
でもソロ活動が多くて離れて過ごす時間が増えたので、なんだかすごく悲しいです。
なので、会うといつも楽しいです。
─ 余裕があるときは何をしますか?
普段は睡眠をとったり、友だちと会ったりしています。
最近は疲れたら母と美味しいものを食べに行ったり、映画を観に行きます。
若い頃はスケジュールが空くと、家に帰る日も、友だちと会うからと挨拶だけして遊びに出掛けてたんですが、ふと、この時期に両親と一緒に過ごさずいつ過ごすんだろうと思って、最近はもっと家にいるように努力しているほうです。
いま思うと、少しは大人になったのかな?ハハ。
─ 2016年残りの時間はどんな計画がありますか?
5月中旬まではアジアツアーで忙しく過ごすと思います。
その後はもし良い作品のオファーがあれば演技もやってみたいですし、ラジオDJもしてみたいです。
仕事だと考えても面白くないじゃないですか。
仕事を仕事としてではなく、自分自身がより楽しめたらいいなと思います。
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